「オススメの勉強方法はありますか」
結論:「学習量×自己分析」で自分に最適な勉強法を自分で見つけるしかないです。この「オススメの勉強法は何ですか?」は、在学中に何度も聞いた質問です。この質問を言い換えると「無駄な事はしたく無いので、最低限の労力でTOEFLハイスコアを取るにはどうしたら良いですか?」になるかと思います。多くの学生が、自分の努力が無駄になることを恐れて最初の一歩が踏み出せないような気がします。それで、何とか最良の勉強法を見つけようと、あっちの先輩、こっちの先輩へと同じ質問を何度も繰り返す。時間がとても勿体無いです。1年間でTOEFL550点を取ると決めたなら、その瞬間から走り出す必要があります。ちなみに、TOEFL550点があれば、奨学生に選ばれる可能性があります。利用できる奨学金があれば取りに行きましょう。1年間の大学自費留学では、612万円(概算)が必要となり、金銭的な負担が大きいです。
まず走り出す。学習方法は何度でも調整する。
- 誰に質問するかは、想像以上に重要
- その人には最適な勉強法でも、自分に合うとは限らない
- とにかく今、この瞬間から走り出す
1.誰に質問するかは、想像以上に重要
みなさん、先輩にオススメの勉強法を聞く時、その先輩が目指しているゴールを意識していますか?ここはとても重要なポイントです。何故なら、自分はTOEFL山の頂上を目指しているのに、その先輩は3合目をゴールにしているかもしれないからです!今でも日本では、目上の人を尊重する風潮がありますが、先輩=スゴイとは限りません。先輩にアドバイスを求める時は、その先輩の目的地を教えて貰ってからにしましょう。
【私の目的地】
- TOEFL550点を取り、奨学金を得て、本科留学する
【実績】
- TOEFL550点
- 奨学生に選出(自己負担0円での留学)
- 本科留学(現地の大学生と同じ講義を受講)
私が実際に試行錯誤して辿り着いた勉強法については「圧倒的学習量を生むツール」で紹介しています。
2.その人には最適な勉強法でも、自分に合うとは限らない
大前提として、私たちの英語習熟度は違います。これまで英語学習に費やしてきた時間も、家庭での英語環境の有り無しも人それぞれ。例えば、英語の文法をマスターしている人には有効な方法でも、基礎が無い人には適さないやり方だってあります。結局、私たちは自分に最適な勉強法を自分でカスタマイズしていくしかありません。当然、自分が立てた仮説が上手くいかない事も多いです。それでも、考え続けることによって、自分にとっての最適解が必ず見つかります。
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3.とにかく今、この瞬間から走り出す
私は大学に入学した時、留学に行くつもりはありませんでした。留学資金を用意する事が難しかったからです。それが、入学して1週間を通して行われたオリエンテーションで、大学の奨学金制度を利用すれば、私でも交換留学に行ける可能性があることを知りました。まさにその瞬間から、留学に向け勉強を始め、最終的に大学と日本政府の返済不要の奨学金を得る事ができ、完全に無料でアメリカに留学することが出来ました。もちろん、これらの奨学金を得るためには、大前提として大学で上位2〜3位になることが必要です。他の条件としては、大学が交換留学制度を持っていることと、国からの奨学金を得るためには、大学自体がその年の奨学金給付の対象校に選ばれなくてはなりません。ただし、有名大学である必要はありません。まずは自分の大学で留学を担当している先生や部署に確認をしてみましょう。問い合わせ先の検討が付かない時は、担当教諭に質問すれば大丈夫です。もし、奨学金で留学出来そうな可能性があるなら、大学の最初の1年間の全てを全部勉強に捧げても惜しくないと思う。もし自費で留学しようとしたら、1年間の学費(大学)350万円、渡航費30万円、1年間の食費80万円、住居費80万円、お小遣い72万円、合計612万円が必要となります。これは概算なので、実際には個人差があると思いますが、見積もり金額としては妥当だと思います。時給1200円でアルバイトするなら5100時間必要で、1日3時間のアルバイトなら、毎日休ます働いて4年6ケ月必要になる計算です。1年間、奨学金を得るために努力する事は、それだけの価値があります!
オススメの勉強法を聞いても、自分に合うとは限らない。勉強法は自分でカスタマイズを行う必要がある。とにかく、今、この瞬間から勉強を始める。奨学金は取りに行く。1年間の自費留学では、概算で612万円必要となり、これは時給1200円のアルバイトを、1日3時間、休み無しで4年6ケ月働くのと同じである。
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